ステージ3bの大腸がんを克服した僕が大腸カメラをオススメする理由!

お疲れ様です!
今回は、

ステージ3bの大腸がんを克服した僕が大腸カメラをオススメする3つの理由!

についてお伝えします。



もくじ

大腸カメラをオススメする3つの理由
病院ごとに違う大腸カメラ
鎮痛剤(鎮静剤/麻酔)について
家?病院?下剤での腸洗浄について
大腸カメラの費用について
まとめ



26歳でステージ3bの大腸がんになった川口健太朗です。
手術と半年間の抗がん剤治療をして、
5年間の経過観察ののち完治しました。
定期的な検査として、1年に1回大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を受けていて、今まで9回やりました。

色々な病院で受けていて、
鎮痛剤なし、鎮痛剤あり、
病院で下剤を飲むパターン、
家で下剤を飲むパターンなど経験してきました。
この経験をお伝えし、参考になれば嬉しいです!


大腸カメラをおすすめする3つの理由

1.がんやポリープを早期に発見できる
2.その場で切除治療できるものもある
3.腸がキレイになって気持ち良い

1.がんやポリープを早期に発見できる

僕の場合、ポリープが出来やすいようで、1〜2年に1回はポリープがみつかります。それを検査するとほっとくと癌になるやつと言われます。
ポリープのうちに見つけて切っているので、がん予防になっています。

2.その場で切除治療できるものもある

毎年やっているので、なにもない年もあるし、ポリープが見つかる年もあります。
毎年やっているからか、ポリープが見つかった時は、その場でそのまま取れるくらいの大きさなので、毎回その場で切除しています。
はじめて癌が見つかった時は、その場で取れない大きさだったので、開腹手術になりました。
ですが、その場で取れるポリープもいくつかあったのでそれは切除しました。

3.腸がキレイになって気持ち良い

僕が毎年積極的に検査する理由はこれが一番なんですが、大腸カメラは腸を下剤で空っぽにして検査するので、お腹の中がキレイになります。
これがすっごいすっきりして気持ち良いです。
1年に一回の腸の大掃除って感じです。

病院ごとに違う大腸カメラ

今まで大腸カメラは9回、色んな病院で色んなパターンでやってきました。
鎮痛剤(鎮静剤/麻酔)を使う、使わない。
下剤での腸洗浄を自宅でやるか、病院でやるか。
それぞれ経験したのでお伝えします。


鎮痛剤(鎮静剤/麻酔)について

僕は自分でカメラの画面を見たいから鎮痛剤は使わないです。
ポリープがあるかないか?宝くじの当たりがあるかないかみてるみたいな感じで、楽しんでみているからです。
鎮痛剤なくて嫌なことは、
お尻の穴に入れる時の痛気持ち悪い感じと、
お腹の中をグイグイやられる感じが、
「なんか気持ち悪い」っていうくらいなので、
そんなにつらいわけではないです。
慣れてしまったかもしれないですが。

鎮痛剤使った時は、
全身麻酔みたいなやつで、
ふわーっと意識がなくなって、
気づいたら終わってました。
そうすると、本当にみてるのかどうか不安になる疑い深い性格なので、僕は鎮痛剤は使わない方が良いって感じです!

そんなこと思わないで、少しでもつらくない方が良いという方は、鎮痛剤を使うのをオススメします!
定期的に検査をすることが大切なので、
継続できるかどうかで選んでみてください!

家?病院?下剤での腸洗浄について

大腸カメラをやるには、およそ2リットルの下剤を飲む腸洗浄をやります。
2リットルの下剤を2時間くらいかけて、チョビチョビ、グイグイ飲んで、腸をキレイにします。

病院によっては、この腸洗浄を病院でやったり、自宅でやったりします。
僕は慣れてしまったので、どちらでも変わらないかなって思いますが、
はじめてやる場合は、病院の方が安心かなって思います。

どんな感じで出るか、どんな感じでキレイになるか、わからないと思うので、はじめての場合は、病院で、2回目からは自宅でもみたいな感じかなって思います。

僕はどちらもやっているし、慣れてしまったので、
自宅でも病院でもどっちでもいいです。
まずは両方やってみて、自分はどっちがいいか検討してみてください!

大腸カメラの費用について

予防のための検査は、保険外診療になるので人間ドックみたいに10割負担の自費診療になります。
僕は2万円前後で探してます。

でも、ポリープなどがあって治療をすると、保険診療に切り替わり3割負担(自分の保険負担)になります。
もしも、もしも、もしも、なんかお腹が痛いからといって、病院に行き、不安なんでカメラをやりたいというと、保険診療での検査になるかもしれません。

本当にお腹が痛いとか、血がまじるとか症状のある場合ですが、
本人の感じ方は人それぞれなのですが、嘘はつかないようにしましょう!

まとめ

今回は大腸カメラ(大腸内視鏡検査)についてお伝えしました!
とりあえず、検査してみて自分はどれが合うか試してみてください。

癌は2人に1人がなる病気なので、いつかそのうち自分もなると思って、せめて数年に一回は大腸カメラやってみてください!

その前に、40歳以上の人はがん検診も受けてみてください!

がん検診すら受けない人が多いそうなので、まずはがん検診から受けてみてください!


僕は35歳なので、40歳以下もがん検診を受けられるようにしてくれると嬉しいです。


川口健太朗

1987年生まれ。神奈川県出身。

2014年2月。26歳で大腸がんステージ3b。開腹手術、半年間の抗がん剤治療を受ける。

抗がん剤の副作用を克服するために、食生活アドバイザー、フードコーディネーターの資格を取得。

がんに罹患した自身のストレスをコントロールするために、メンタルケア心理士(心理カウンセラー)の資格を取得。

自分ががんになった意味を考え、自分の経験を発信することで、少しでも心が軽くなる人がいるかもしれないという想いから、様々ながん患者会や、がん患者イベントに参加。

自身の経験や活動を各メディアで掲載。(NHK、テレビ東京、読売新聞、朝日新聞、専門誌等)

がん啓発イベント、企業研修、医療者の勉強会などで、がん経験の講演活動を行なう。

講演内容は、がんになり、健康的に生きると決め、食事や運動で30kg減量し、病気以前よりも健康になった。だからがんになって良かった。がんが生き方を教えてくれた。自身が取り組んでいる、がんにならない生活習慣の実践など。

そして、2019年3月。5年間の経過観察が終了し、がんを克服。


趣味

料理/ランニング/読書/登山/ヨガ/瞑想/ギター/お酒


資格

メンタルケア心理士/フードコーディネーター/食生活アドバイザー/食育アドバイザー/健康経営アドバイザー/整体ボディケアセラピスト


各種SNS

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ステージ3bの大腸がんを克服した体験と健康習慣や考えなど

ステージ3bの大腸がんを克服した川口健太朗です。 がんになり死を意識して「健康的に生きる」と決めて、食事、運動、メンタルを勉強して実践してがんを克服。 「ピアサポーター」として、がんサロンやがんの患者会で相談を受けたり、自身の体験を企業研修やイベントなどで講演するなど活動中。 がんの体験談や、学び実践し続けている健康習慣、考えていることなど情報発信しています。