開腹手術の入院中の過ごし方【大腸がんステージ3b克服ストーリー】

お疲れ様です!
26歳でステージ3bの大腸がんになり、手術、抗がん剤治療を経てがんを克服したAYA世代がんサバイバーの川口健太朗です!
僕のがん体験やがんを克服するための生活習慣や考え方など発信しています!

入院の経緯(手術前)

大腸カメラでがんが見つかってから、手術の準備の検査などをして、手術日がなかなか決まりませんでした。
がん告知から2〜3週間して、やっと手術日が決まりました。
そして入院予定の2日前、仕事中に立てないくらいのお腹の痛さがあり、病院に連絡したら緊急入院することになりました。

その日の夜、下剤を飲んで、詰まって溜まっていたものを出したのですが、それが夜中に何回もトイレに行って、痛くて、痛くてつらかったのを覚えています。
翌日からは絶食で点滴のみ。
便は全て出したので、手術までの2〜3日は体調も良く、元気に気持ち良く過ごせました。


手術の日

お腹周りの毛を全て剃られて、手術室まで自分で歩いて行きました。寝たままガラガラと運ばれると思ってたのでなんか意外でした。
手術室は少し古い変なロックがかかっていて、これも意外でした。笑

手術台に寝て、全身麻酔が入って、1,2,3….で記憶がなくなりました。
手術が終わって頭がぼんやりしてる中、看護師さんの声でなんとなく目覚める感じ。
お腹を20センチくらい切ったのに、手術翌日に、歩いて病室を移動させられる。
歩かないと治りが遅いらしいんですけど、メチャクチャ痛かったです。


入院(手術後)

術後1週間はドレーンという、お腹の中に溜まる水を排出する管が、左脇腹から入っていて、その管の先が膀胱にささりすごく痛かったです。
背中に痛み止めの薬の管が入っていて、自分でボタンを押して入れるシステムに驚きました。

術後1週間はとにかく全身痛くて、歩け歩けと言われるのですが、全く歩けませんでした。
だからなのか、腸の動きが悪く、食事も開始できませんでした。
手術後1週間で、ドレーンが取れた時にやっと動ける様になって、病院の中を歩き始めました。
そして、オナラや、便が出る様になると同時に、重湯から食事が始まり、10分粥、7分粥、5分粥と、日に日に液体の食事から形のある食事になっていきました。

入院中の過ごし方ですが、まずはゲーム。当時Switchは無く3DSで、牧場物語やドラクエをやってました。
で、昼寝や夜寝れない時に、YouTubeで落語を聴いてました。よく寝れます。
読書も捗りました。
主に、ゲーム、落語、読書をしていましたが、一番やり込んだのはゲームでした。
痛みや、思考を忘れることができるので、
変に考えたり悩んだりしないから最適でした。

4,退院

入院は21日間で、普通の食事を食べられるようになって、普通に便がでるようになって、退院できることになりました。
退院した足でラーメン屋行って、生ビールとラーメンなんて頼んだりしてません。知らんけど。


まとめ

今回は、

大腸開腹手術の入院中のこと、入院中になにしてたか?
・入院の経緯
・手術の日
・入院(手術後)
・退院

についてお伝えしました。


川口健太朗

1987年生まれ。神奈川県出身。

2014年2月。26歳で大腸がんステージ3b。開腹手術、半年間の抗がん剤治療を受ける。

抗がん剤の副作用を克服するために、食生活アドバイザー、フードコーディネーターの資格を取得。

がんに罹患した自身のストレスをコントロールするために、メンタルケア心理士(心理カウンセラー)の資格を取得。

自分ががんになった意味を考え、自分の経験を発信することで、少しでも心が軽くなる人がいるかもしれないという想いから、様々ながん患者会や、がん患者イベントに参加。

自身の経験や活動を各メディアで掲載。(NHK、テレビ東京、読売新聞、朝日新聞、専門誌等)

がん啓発イベント、企業研修、医療者の勉強会などで、がん経験の講演活動を行なう。

講演内容は、がんになり、健康的に生きると決め、食事や運動で30kg減量し、病気以前よりも健康になった。だからがんになって良かった。がんが生き方を教えてくれた。自身が取り組んでいる、がんにならない生活習慣の実践など。

そして、2019年3月。5年間の経過観察が終了し、がんを克服。


趣味

料理/ランニング/読書/登山/ヨガ/瞑想/ギター/お酒


資格

メンタルケア心理士/フードコーディネーター/食生活アドバイザー/食育アドバイザー/健康経営アドバイザー/整体ボディケアセラピスト


各種SNS

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ステージ3bの大腸がんを克服した体験と健康習慣や考えなど

ステージ3bの大腸がんを克服した川口健太朗です。 がんになり死を意識して「健康的に生きる」と決めて、食事、運動、メンタルを勉強して実践してがんを克服。 「ピアサポーター」として、がんサロンやがんの患者会で相談を受けたり、自身の体験を企業研修やイベントなどで講演するなど活動中。 がんの体験談や、学び実践し続けている健康習慣、考えていることなど情報発信しています。