がんと告知されたら意識すること【大腸がんステージ3b克服ストーリー】

お疲れ様です!
26歳でステージ3bの大腸がんになり、手術、抗がん剤治療を経てがんを克服した川口健太朗です!
僕のがん体験やがんを克服するための生活習慣や考え方など発信しています!

1,頑張らない

がん患者の言われたくない言葉ランキングみたいな記事がたくさんあるのですが、そこにだいたい入ってくるのが、「頑張って」です。がんサロンでも頑張ってって言われてストレスになったという声をたくさん聴いてます。
がん告知されてからは、なにをどう頑張ったらいいのかわからないという状況があります。
がんの告知時には、癌の進行、ステージなど状況もわからないし、どんな治療するのかもわからない、明確な頑張る目標が目の前にない状態で、なにも頑張れないからストレスになるそうです。
そして、治療が始まれば一つひとつ頑張らなきゃいけないんだけど、常に不安があるし、頑張り過ぎて無理をして身体を壊してしまったり、精神的に病んでしまったりするので、頑張らないことが大切だと思います。

僕も転移や再発をしたら、頑張らないことを意識します。

2,前向きにならない

前向きな発信を心がけているのに矛盾しているかも知れないですが、癌の告知をされた時は僕もダメだなと諦めムードになりました。
しかし、治療したり、検査したり、がんサロンに通ったりして徐々に前向きに考えることができるようになりました。

告知されたら落ち込み過ぎないくらいに落ち込んで、時間をかけて一歩ずつ自分のペースで前に進んでいけるように、ムリに前向きにならないということを意識するのが大切だと思います。

3,ひとりで悩まない

ひとりで悩まないで色んな人に頼る。
自分の体験を振り返ると、家族に、会社に、病院に、協会けんぽに色んな人に頼って、助けてもらいました。
病院でがんと告知されて、診察室を出ると、治療のこと、生活のこと、仕事のこと、お金のこと、色んなことを考えて、選択して、決めていかなければなりません。なので、そこから誰にどうやって相談するのかわからない状況になります。
おすすめなのは、病院にある「がん相談支援センター」など治療以外の生活のことなども相談できるところです。
経験者に話しを聴くのもオススメなので、がんサロンや患者会も探してみてください。

まとめ

今回は、
がんと告知されたら意識すること
1,頑張らない
2,前向きにならない
3,ひとりで悩まない
についてお話ししました。

ひとりで悩み過ぎると、自分や周りを責めてしまいどんどん落ち込むことになります。僕も自分を責めていました。

しかし、がんの原因のほとんどはわからないそうなので、だから誰を責めても意味がないから、ひとりで悩まないで、まわりに頼りながら、頑張らないで、無理をしないで、これからも転移再発に適度に恐れながら、僕はがんと共に暮らしていきます。



川口健太朗

1987年生まれ。神奈川県出身。

2014年2月。26歳で大腸がんステージ3b。開腹手術、半年間の抗がん剤治療を受ける。

抗がん剤の副作用を克服するために、食生活アドバイザー、フードコーディネーターの資格を取得。

がんに罹患した自身のストレスをコントロールするために、メンタルケア心理士(心理カウンセラー)の資格を取得。

自分ががんになった意味を考え、自分の経験を発信することで、少しでも心が軽くなる人がいるかもしれないという想いから、様々ながん患者会や、がん患者イベントに参加。

自身の経験や活動を各メディアで掲載。(NHK、テレビ東京、読売新聞、朝日新聞、専門誌等)

がん啓発イベント、企業研修、医療者の勉強会などで、がん経験の講演活動を行なう。

講演内容は、がんになり、健康的に生きると決め、食事や運動で30kg減量し、病気以前よりも健康になった。だからがんになって良かった。がんが生き方を教えてくれた。自身が取り組んでいる、がんにならない生活習慣の実践など。

そして、2019年3月。5年間の経過観察が終了し、がんを克服。


趣味

料理/ランニング/読書/登山/ヨガ/瞑想/ギター/お酒


資格

メンタルケア心理士/フードコーディネーター/食生活アドバイザー/食育アドバイザー/健康経営アドバイザー/整体ボディケアセラピスト


各種SNS

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ステージ3bの大腸がんを克服した体験と健康習慣や考えなど

ステージ3bの大腸がんを克服した川口健太朗です。 がんになり死を意識して「健康的に生きる」と決めて、食事、運動、メンタルを勉強して実践してがんを克服。 「ピアサポーター」として、がんサロンやがんの患者会で相談を受けたり、自身の体験を企業研修やイベントなどで講演するなど活動中。 がんの体験談や、学び実践し続けている健康習慣、考えていることなど情報発信しています。