僕が「がん=死」というイメージをなくしたい3つの理由

お疲れ様です!
26歳でステージ3bの大腸がんになり、手術、抗がん剤治療を経てがんを克服した川口健太朗です!
僕のがん体験やがんを克服するための生活習慣や考え方など発信しています!
がんで亡くなる方のニュースは、メディアで大々的に報道されるので、衝撃的にみえるしショッキングでもあります。
知り合いのがんの仲間も何人も見送っていて、がんで亡くなる方もいるのですが、
がんを克服したり共に生きていく仲間もたくさんいます。
ステージが3でも4でもびっくりするくらい元気な人達をたくさんみていますし、
僕自身もステージ3bの大腸がんを克服しました。

ちなみに、がん情報サービスの2021年のデータに基づく、日本人ががんで死亡する確率は、
男性26.2%(4人に1人)
女性17.7%(6人に1人)
となっていますが、平均寿命を超えた高齢者も含めた全年齢のデータとなっています。

調べていたら「75歳未満年齢調整死亡率」というのが2012年に用いられたそうですが、2018年には用いられていないようで、高齢者を除いたわかりやすい数字が見つけられないのが残念です。

僕のなくしたい「がん=死」というイメージは、「がんになった途端にもうダメだと諦めること」として、がんサロンやピアサポートのがん相談の事例などからお話しさせていただきます。

1,治療して治る共存する病気になった

医療は日進月歩、日々新しい治療や薬などが増えています。なので、数年前は治療方法のなかったがんも今は治療できる、そんなお話しも聞きます。
これからは、がんになったら治療しながら暮らし、治していくのが、当たり前になっていくと思っています。

2,がんの進行に関係なく告知時に精神的ダメージを受ける

がんの進行が早期でも、進行していても関係なく、がんと告知された時に、誰でも精神的にダメージを受けるそうです。
僕もそうでした。
そのダメージの大きさは人によって様々で、「がん=死」のイメージを持っている人は、かなり落ち込んでしまう印象です。
そして、自分や回りの人を責めてしまうような場合もあるし、精神疾患になってしまう場合もあります。

激しく落ち込んだ状態では、その後の治療に影響してしまうくらい、冷静な判断が出来なくなってしまいます。


3,冷静な判断が出来なくなる

がんと告知されて、「がん=死」のイメージが強いと、激しく落ち込みもうダメだと諦めて、冷静な判断が出来ず、
すぐに会社など仕事を辞めてしまったり、治療をしない選択をしてしまったり、自ら命を絶ったりと、冷静に考えることが出来なくなる方がいます。
そんな場合でも、治療が進むにつれ、時間が経つにつれて少しずつ冷静に、前向きになっていきます。

がんの告知の時点で、がんは治療できる、がんと共存できる、治る可能性がある、と思っている人と諦めている人では、大きな違いがあると感じています。


まとめ

今回は、

僕が「がん=死」というイメージをなくしたい理由3つ
1,治療して治る共存する病気になった
2,がんの進行に関係なく告知時に精神的ダメージを受ける
3,冷静な判断が出来なくなる

ということをお伝えしました。

なので

「がん=死」ではなく、がんになったら治療しながら暮らして治していく

そんなイメージが当たり前になっていくと嬉しいです。


川口健太朗

1987年生まれ。神奈川県出身。

2014年2月。26歳で大腸がんステージ3b。開腹手術、半年間の抗がん剤治療を受ける。

抗がん剤の副作用を克服するために、食生活アドバイザー、フードコーディネーターの資格を取得。

がんに罹患した自身のストレスをコントロールするために、メンタルケア心理士(心理カウンセラー)の資格を取得。

自分ががんになった意味を考え、自分の経験を発信することで、少しでも心が軽くなる人がいるかもしれないという想いから、様々ながん患者会や、がん患者イベントに参加。

自身の経験や活動を各メディアで掲載。(NHK、テレビ東京、読売新聞、朝日新聞、専門誌等)

がん啓発イベント、企業研修、医療者の勉強会などで、がん経験の講演活動を行なう。

講演内容は、がんになり、健康的に生きると決め、食事や運動で30kg減量し、病気以前よりも健康になった。だからがんになって良かった。がんが生き方を教えてくれた。自身が取り組んでいる、がんにならない生活習慣の実践など。

そして、2019年3月。5年間の経過観察が終了し、がんを克服。


趣味

料理/ランニング/読書/登山/ヨガ/瞑想/ギター/お酒


資格

メンタルケア心理士/フードコーディネーター/食生活アドバイザー/食育アドバイザー/健康経営アドバイザー/整体ボディケアセラピスト


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ステージ3bの大腸がんを克服した体験と健康習慣や考えなど

ステージ3bの大腸がんを克服した川口健太朗です。 がんになり死を意識して「健康的に生きる」と決めて、食事、運動、メンタルを勉強して実践してがんを克服。 「ピアサポーター」として、がんサロンやがんの患者会で相談を受けたり、自身の体験を企業研修やイベントなどで講演するなど活動中。 がんの体験談や、学び実践し続けている健康習慣、考えていることなど情報発信しています。