がんになってから運動をはじめたキッカケ/健康的に30kg痩せた【大腸がんステージ3b克服ストーリー】

お疲れ様です!
26歳でステージ3bの大腸がんになり、手術、抗がん剤治療を経てがんを克服したAYA世代がんサバイバーの川口健太朗です!
僕のがん体験やがんを克服するための生活習慣や考え方など発信しています!

気分転換の散歩

僕が運動をはじめたきっかけは、仕事での考え事やストレスを感じたりした時の、気分転換に昼休みに5分くらい歩いてみることにしたことです。
抗がん剤治療や、定期検査などがんのこともあり、常にストレスはありました。
昼休みに会社の近くを散歩して、リフレッシュしたら、頭もスッキリして午後からの仕事も捗りました。
運動しようと思ったというより、昼休みの散歩が最初のキッカケでした。

毎日続けた

昼休みの良い気分転換になるから、とにかく毎日歩きました。
がんの治療中〜治療後は、工場で働いていたので、定期的に決まった昼休みがあるので、毎日続けて歩くことができました。
最初は5分だったんですが、少し先まで行ってみたくなって、10分になって、1ヶ月後には15分になって、少しずつ歩く時間が増えていきました。
だんだんと身体も軽くなって、走ってみたんですが、30秒くらいで息があがっちゃいました。
1週間30秒走るのを続けたら、1分走れるようになったんです。
15分の散歩の中で、数分走るようになりました。

走る楽しさを見つけた

最初は30秒しか走れなかったのに、毎日続けてたら、1分になって、3分になって、5分になって、10分になって、少しずつ走れる時間が増えました。
昼休みなので20分がリミットで、20分走れるようになってからは、距離を伸ばして、ペースアップしていきました。
半年くらい続けて、20分で2km、2.5km、3kmと、少しずつ距離が伸びていきました。
この自分の成長が数字として見えるのが楽しくて、昼休みの散歩がいつのまにか、昼休みのランニングに変わっていきました。だいたい半年くらいでランニングに変わりました。
あと、季節ごとに咲く花をみたり、新しいお店を見つけたり、という楽しさもみつけました。
走ることの楽しさを見つけて、続けていたら身体が軽くなって、1年で体重10kgくらい落ちたので、休みの日にも走ったり、登山をはじめてみたり、ヨガをやってみたり、色んな運動習慣がスタートしました。
これが僕の運動をはじめたキッカケです。

まとめ

今回は、

運動をはじめたキッカケについて
・気分転換の散歩
・毎日続けた
・走る楽しさをみつけた

ということを話しました。


昼休みのランニングを3年続けたら、

がんになる前の86kgの体重からマイナス30kgになり、

10〜20km走れるようになったのでフルマラソンにも挑戦しました。
途中歩きましたが、5時間半で完走できました。

山は、富士山や、南アルプス縦走で北岳などにも登りました。

がんになってから始めた運動習慣で、がんになる前よりも健康的になりました。



川口健太朗

1987年生まれ。神奈川県出身。

2014年2月。26歳で大腸がんステージ3b。開腹手術、半年間の抗がん剤治療を受ける。

抗がん剤の副作用を克服するために、食生活アドバイザー、フードコーディネーターの資格を取得。

がんに罹患した自身のストレスをコントロールするために、メンタルケア心理士(心理カウンセラー)の資格を取得。

自分ががんになった意味を考え、自分の経験を発信することで、少しでも心が軽くなる人がいるかもしれないという想いから、様々ながん患者会や、がん患者イベントに参加。

自身の経験や活動を各メディアで掲載。(NHK、テレビ東京、読売新聞、朝日新聞、専門誌等)

がん啓発イベント、企業研修、医療者の勉強会などで、がん経験の講演活動を行なう。

講演内容は、がんになり、健康的に生きると決め、食事や運動で30kg減量し、病気以前よりも健康になった。だからがんになって良かった。がんが生き方を教えてくれた。自身が取り組んでいる、がんにならない生活習慣の実践など。

そして、2019年3月。5年間の経過観察が終了し、がんを克服。


趣味

料理/ランニング/読書/登山/ヨガ/瞑想/ギター/お酒


資格

メンタルケア心理士/フードコーディネーター/食生活アドバイザー/食育アドバイザー/健康経営アドバイザー/整体ボディケアセラピスト


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ステージ3bの大腸がんを克服した体験と健康習慣や考えなど

ステージ3bの大腸がんを克服した川口健太朗です。 がんになり死を意識して「健康的に生きる」と決めて、食事、運動、メンタルを勉強して実践してがんを克服。 「ピアサポーター」として、がんサロンやがんの患者会で相談を受けたり、自身の体験を企業研修やイベントなどで講演するなど活動中。 がんの体験談や、学び実践し続けている健康習慣、考えていることなど情報発信しています。